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無料文字起こしツール「テープ起こしプレーヤー」が復活 ~使いやすさで定評
公開元を変更し、「テープ起こしプレーヤー(Classic)」v2.0.0.0として公開
2024年3月15日 09:27
ループセッションズ合同会社は3月9日、文字起こし作業を支援する音声プレイヤー「テープ起こしプレーヤー(Classic)」v2.0.0.0を公開した。Windows 10以降に対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトからダウンロードできる。
「テープ起こしプレーヤー」は、元々(株)アスカ21により公開されていたが、アスカ21社の事業終了により公開が終了してしまっていた。そこで開発を担当していたループセッションズ社が権利を譲り受け、再公開にこぎつけたという。
名称は「テープ起こしプレーヤー(Classic)」と若干変更になったものの、基本的に機能は前身の「テープ起こしプレーヤー」と変わらないようだ。区間リピートやスピード変更といった文字起こしで頻繁に使われる機能はほぼキーボードのみで操作できるほか、ノーマライズやローパスフィルターといった文字起こし向けエフェクトを備えている。
また、再生を停止すると再生開始位置がその位置から自動で数秒巻き戻される。『今の言葉ちょっと聞き取れなかった』という瞬間に停止して、再生を再会するとすぐに聞き取りたい位置から再生されるのは、大変便利だ。巻き戻す量は[設定]ダイアログで調整できる。
さらに、現在の再生位置をクリップボードにコピーしたり、コピーした再生位置へジャンプする機能を搭載。動画に字幕を入れる際のタイミングを確認したり、テキストエディターなどにメモしておいた再生位置から作業を開始するといった使い方ができる。
そのほか、常に最前面に表示する機能や、邪魔にならないようにコンパクトなウィンドウに切り替える機能を利用可能。ショートカットキーもフルカスタマイズできる。
ループセッションズ社はリクエストがあれば、新機能やユーザーエクスペリエンスを改善したカスタマイズ版の開発を検討するとしている。
ソフトウェア情報
- 「テープ起こしプレーヤー(Classic)」
- 【著作権者】
- ループセッションズ合同会社
- 【対応OS】
- Windows 10以降(編集部にてWindows 11で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 2.0.0.0(24/03/09)