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「Microsoft Edge」にセキュリティ更新 ~「Chromium」や「Edge」独自の欠陥に対処

v122.0.2365.92が安定版に

「Microsoft Edge」v122.0.2365.92が公開

 米Microsoftは3月14日(現地時間)、デスクトップ版「Microsoft Edge」v122.0.2365.92を安定(Stable)チャネルでリリースした。脆弱性を修正したセキュリティアップデートとなっている。

 本バージョンでは、以下の「Chromium」由来の脆弱性が修正された。深刻度の評価は「High」。

  • CVE-2024-2400:パフォーマンスマネージャーにおける解放後メモリ利用(Use after free)

 加えて、「Edge」独自の脆弱性が3件修正されている。深刻度の評価は、いずれも「Low」。

  • CVE-2024-26167:Microsoft Edge for Android Spoofing Vulnerability
  • CVE-2024-26163:Microsoft Edge (Chromium-based) Security Feature Bypass Vulnerability
  • CVE-2024-26246:Microsoft Edge (Chromium-based) Security Feature Bypass Vulnerability

 デスクトップ版「Microsoft Edge」はWindows/Mac/Linuxに対応しており、現在公式サイトから無償でダウンロード可能。すでに「Microsoft Edge」を利用中の場合は、自動で更新されるため何もする必要はない。手動で更新したい場合は、画面左上のメニュー([…]アイコン)から[ヘルプとフィードバック]-[Microsoft Edge について]画面(edge://settings/help)へアクセスするとよい。