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「Microsoft Edge」でもスクリプトエンジン「V8」と「FedCM」の脆弱性が修正

v122.0.2365.80が安定版に

「Microsoft Edge」v122.0.2365.80が公開

 米Microsoftは3月7日(現地時間)、デスクトップ版「Microsoft Edge」v122.0.2365.80を安定(Stable)チャネルでリリースした。本リリースでは「Chromium」で発見された3件の脆弱性が修正されている。

  • CVE-2024-2173:スクリプトエンジン「V8」における境界外メモリアクセス
  • CVE-2024-2174:「V8」における不適切な実装
  • CVE-2024-2176:「FedCM」における解放後メモリ利用(Use after free)

 深刻度の評価は、いずれも4段階中上から2番目の「High」。「Google Chrome」は2日前に対処済みだ。

 加えて、Android版で1件の脆弱性(CVE-2024-26167)が修正されているとのこと。深刻度は「Low」。

 デスクトップ版「Microsoft Edge」はWindows/Mac/Linuxに対応しており、現在公式サイトから無償でダウンロード可能。すでに「Microsoft Edge」を利用中の場合は、自動で更新されるため何もする必要はない。手動で更新したい場合は、画面左上のメニュー([…]アイコン)から[ヘルプとフィードバック]-[Microsoft Edge について]画面(edge://settings/help)へアクセスするとよい。