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「Microsoft Edge」搭載の最新AI機能が凄い! ビデオハイライト、スクショで質問など

格段に賢くなった自動タブグループや、流暢なAI読み上げ機能などにも注目

「Microsoft Edge」のAIチャット機能「Copilot in Edge」

 米Microsoftは2月29日(現地時間)、公式ブログ「Microsoft Edge Blog」をアップデートした。「Microsoft Edge」に搭載されている最新のAI機能が案内されている。

Copilot in Edge

 画面上のアイコンからアクセスできる「Copilot in Edge」は、生成AIと対話しながら疑問を解消したり、インスピレーションを得たりすることのできる機能だ。AIが閲覧ページへアクセスすることを許可すれば、閲覧ページに対する質問をしたり、内容を要約してもらったりすることもできる。

 以上の基本的な機能に加え、先月からは「Edge」でしか利用できない新しい要素が導入されているとのこと。

動画の内容をAIに教えてもらえる「ビデオハイライト」

 1つ目は、「ビデオハイライト」だ。動画の内容を分析して、その内容を箇条書きでまとめてくれる上、そのことに言及されている部分へのリンクを生成してくれる。そのため、ユーザーは試聴したい部分へ直接アクセスできる。動画に関する質問をすることも可能だ。

動画の内容を分析して、要約とその再生箇所を教えてくれる「ビデオハイライト」

Webページ上のどこでも質問に使えるスクリーンショット機能

 2つ目は、スクリーンショット機能だ。「Copilot」の入力ボックスに新設されたスクリーンショットボタンを押すと、「Edge」の好みの部分をキャプチャーすることが可能で、キャプチャーした画像はそのまま「Copilot」の入力ボックスに挿入される。たとえば気になる植物をWebで見かけたとき、すばやくそれを撮影し、「Copilot」にその植物の名前や特徴を質問できる。

Webページをキャプチャーし、それについてAIチャットへ質問

既存機能のAIによる強化

 「Copilot in Edge」以外にも既存の機能がAIによって強化されている。

タブの自動グループ化

 「Edge」には、開いているタブを目的や用途ごとに分類する「タブグループ」機能が備わっている。しかし、これを手動で管理するのはなかなか骨が折れる。

 そこで、これを自動で行う機能が昨年9月にリリースされた。本機能でもAIが活用されているが、プレビュー段階の頃とは見違える精度を実現しているので、ぜひ使ってみてほしい。

[タブの整理]コマンドで「タブグループ」を自動グルーピング
AIを活用したスマートなグループ化

オンラインショッピング支援

 「Edge」にはオンラインショッピング支援が搭載されており、商品を選ぶときにクーポンの有無や価格変動の履歴などをユーザーに知らせてくれる。この機能にも「Copilot」が用いられており、包括的な購入ガイド、スマートな製品比較、レビューの概要などを提供してくれる。

 購入する商品が決まると、「Edge」は「ウォレット」で管理しているクレジットカード情報を用いてシームレスに決済を行う。この「ウォレット」はパスワードなども一緒に管理しており、厳重なセキュリティが施されている。

読み上げ機能

 AIを活用した流暢な読み上げ機能も、「Edge」の独自機能の1つだ。本来は視覚にハンディカップを抱えたユーザーのためのアクセシビリティ機能だが、健常者にとってもハンズフリーでコンテンツの内容を聞くことができるのは何かと便利。

 機能は限定されるがオフラインでも利用することが可能で、屋内のWi-Fiが届きにくい庭でも、ガーデニングの記事を読み上げさせながら土いじりができる。ペースを速くしたり遅くしたり、音声を変更できるなどカスタマイズ勢も高く、モバイル版「Edge」やPDFドキュメントでも機能する点もうれしい。

「Edge」独自のAI読み上げ機能