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「Microsoft Edge」のサイドバーでAI画像生成が可能に v118.0.2088.69が公開

「Image Creator」がプレビューとして追加

「Microsoft Edge」v118.0.2088.69

 米Microsoftは10月24日(現地時間)、デスクトップ向け「Microsoft Edge」v118.0.2088.69を安定(Stable)チャネルでリリースした。本バージョンでは、サイドバーで「Image Creator」がプレビューとして利用できるようになっている。

 「Image Creator」は、Web上で動作するグラフィックデザイン・画像生成AIアプリ「Microsoft Designer」(ベースは「DALL-E 3」)が提供する画像生成AIを利用できるサイドバー。テキストで指示するとAIがイラストや写真、グラフィックデザインを生成してくれる。

 Edgeサイドバー上の「Image Creator」は、デフォルトでOFFになっており、サイドバーの[+]ボタンから[カスタマイズ]サイドバーを表示し、[Image Creator]スイッチをONにすることで有効化可能。キャンバスと筆のアイコンから「Image Creator」をサイドバーで開けるようになる。

[カスタマイズ]サイドバーで[Image Creator]スイッチをONに

 「Image Creator」を開くとプロンプトの入力エリアと作例が表示される。プロンプト入力エリアにテキストを入力すると、下にある[お任せで探す]ボタンが[作成]ボタンに変化し、画像を生成可能。[作成]ボタンを押すと[アイデアを探す]タブが[作品]タブに切り替わり、しばらく待つと画像が生成される仕組みだ。生成された画像をクリックするとWebページが開き、画像を拡大表示できるほか、共有やダウンロードなどが可能。

プロンプトを入力して[作成]ボタンで画像を生成可能

 [作品]タブには生成した画像の履歴が表示され、[アイデアを探す]タブでは作例が表示される。作例をマウスオーバーするとその画像を生成したプロンプトが表示されるので参考にするとよいだろう。[アイデアを探す]タブでプロンプトを入力せずに[お任せで探す]ボタンを押すとランダムでプロンプトが生成され、そのプロンプトで画像を生成可能だ。

[お任せで探す]ボタンを押すとランダムでプロンプトが生成される