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サインイン時に「Windows 11」アップグレードを促すメッセージ、Windows 10に追加

2024年3月プレビューパッチ「KB5035941」より徐々に展開

サインインした際に「Windows 11」へのアップグレードを促すメッセージが表示される

 米国時間3月26日にリリースされたWindows 10向けのプレビューパッチ「KB5035941」をインストールすると、サインインした際に「Windows 11」へのアップグレードを促すメッセージが表示される場合があるとのこと。

 このメッセージが表示されるのは、Windows 11の最小システム要件を満たしているデバイスのみ。メッセージが表示されると、ユーザーは「Windows 11 2023 Update」(バージョン 23H2)を入手するか、「Windows 10」にとどまるかを選択できる。

 この機能は一部の環境から徐々に展開されるため、プレビューパッチを当てたからといってすぐに表示されるわけではない点には注意したい。機能の準備は行われるが、公式ブログ「Windows IT Pro blog」によると、少なくとも来月(2024年4月)の月例セキュリティアップデートでは実施されないようだ。

 なお、Windows 11へのアップグレードは無料。Windows 10はの現行の「バージョン 22H2」が最終バージョンで、来年10月14日にはサポートが打ち切られるため、とくに理由がない限りはWindows 11への移行をお勧めする。