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Windows 10/11向け2024年3月プレビューパッチ「KB5035942」「KB5035941」が配信開始

より賢くなった「スナップ レイアウト」などが追加、ロック画面コンテンツも充実

「KB5035942」などがリリース。2024年3月非セキュリティプレビュー更新プログラム

 米Microsoftは3月26日(現地時間)、Windows 10/11の2024年3月非セキュリティプレビュー更新プログラムをリリースした。

 今回リリースされたのは、米国時間来月第2火曜日に予定されている月例の更新プログラム(パッチチューズデー)に先駆けテストされるプレビューパッチ。セキュリティ関連の修正は含まれておらず、 適用は必須ではない 。あくまでも新機能をいち早く試してみたいパワーユーザーや、組織で大量のデバイスを管理しており、自社環境への影響を事前にテストしたいIT管理者向けだ。手動で「Windows Update」をチェックしない限り勝手にインストールされることはない。一般のユーザーは来月の「Windows Update」を待っても問題はないだろう。

 「Windows 11 バージョン 22H2/23H2」における主な変更は、以下の通り。

  • ロック画面に表示されるコンテンツが増える。天気とともにスポーツ、交通、金融情報が表示される。この機能をONにするには、「設定」アプリの[個人用設定]-[ロック画面]ページへ
  • Bluetoothデバイスの取り外しに使用すると「設定」アプリが応答しなくなる問題に対処
  • 一部のプロセッサーで発生していたUSB オーディオの問題を解決
  • [共有]機能が「WhatsApp」に対応
  • デスクトップを分割・複数のアプリを並べる「スナップ レイアウト」がよりスマートに。AIがアプリのレイアウトを提案してくれる
「設定」アプリの[個人用設定]-[ロック画面]ページ。天気以外のコンテンツも増える

 なお、「Windows 11 バージョン 22H2」に対するプレビューパッチの配布は終了する予定だったが、これは延期された。サービス終了の3カ月前まで引き続き実施される。