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無料のPDF編集ソフト「CubePDF Utility」、v3.0.0に

2022年5月以来、約2年ぶりのメジャーバージョンアップ

「CubePDF」v3.0.0

 (株)キューブ・ソフトは4月3日、PDFの編集ソフト「CubePDF Utility」v3.0.0をリリースした。2022年5月以来、約2年ぶりのメジャーバージョンアップとなる。

 「CubePDF Utility」は、PDFファイルにちょっとした編集を加えたいときに最適なフリーツール。PDF文書を読み込んでページのサムネイルを一覧し、それらを結合・抽出・分割したり、選択したページを削除したり、順番を並び替えたり、回転させたりすることができる。「GitHub」でホストされているオープンソースプロジェクトで、ライセンスは「GNU AGPLv3」。現在、同社のWebサイトや窓の杜ライブラリから無償でダウンロードできる。

 v3.0.0はメジャーバージョンアップだが、新機能の追加はないようだ。v2.0.0で追加されたバックアップファイルを保存するフォルダーをユーザーが変更できる設定の影響で、ユーザーが指定したフォルダーの状況によっては、バックアップ用として作成したもの以外のサブフォルダーが削除される可能性がある不具合が対策されている。また、古いバックアップファイルを自動的に削除するかどうかを選ぶ設定が追加され、バックアップファイルの管理をユーザー側でコントロールできるようになった。

古いバックアップファイルを自動的に削除するかどうかを選ぶ設定が追加

ソフトウェア情報

「CubePDF Utility」
【著作権者】
(株)キューブ・ソフト
【対応OS】
64bit版を含むWindows 7以降
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
3.0.0(24/04/03)