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「Microsoft Edge」にセキュリティ更新 ~「Angle」のヒープバッファーオーバーフローなど

v123.0.2420.97への更新を

「Microsoft Edge」v123.0.2420.97が公開

 米Microsoftは4月12日(現地時間)、デスクトップ版「Microsoft Edge」v123.0.2420.97を安定(Stable)チャネルでリリースした。本リリースは、脆弱性を修正したセキュリティアップデート。以下の「Chromium」由来の脆弱性が3件修正された。

  • CVE-2024-3157:Compositingにおける境界外書き込み
  • CVE-2024-3516:「Angle」グラフィックスライブラリにおけるヒープバッファーオーバーフロー
  • CVE-2024-3515:WebGPU実装「Dawn」における解放後メモリ利用

 脆弱性の深刻度は、いずれも「High」。「Google Chrome」でも修正済みだ。

 デスクトップ版「Microsoft Edge」はWindows/Mac/Linuxに対応しており、現在公式サイトから無償でダウンロード可能。すでに「Microsoft Edge」を利用中の場合は、自動で更新されるため何もする必要はない。手動で更新したい場合は、画面左上のメニュー([…]アイコン)から[ヘルプとフィードバック]-[Microsoft Edge について]画面(edge://settings/help)へアクセスするとよい。また、従来よりもわかりやすくしたアップデートインジケーターも展開中だ。