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「Microsoft Edge 125」がリリース ~ジャンプリストが強化、ゲーマー向け新機能も展開

非推奨の「Microsoft Defender Application Guard for Edge」が利用不能へ

「Microsoft Edge」v125.0.2535.51

 米Microsoftは5月16日(現地時間)、デスクトップ向け「Microsoft Edge」v125.0.2535.51を安定(Stable)チャネルでリリースした。本バージョンでは、タスクバーを右クリックした際にあらわれるジャンプリストで、[タスク]や[最近閉じた項目]のほかに[トップ サイト]が表示されるようになったようだ。よく利用するWebサイトへ素早くアクセスできる。

「Edge 125」のジャンプリスト

 加えて、「Edge」のメモリ使用量を制限する機能が本バージョンより展開される。他のアプリで利用できるメモリを確保するためのもので、とくにゲームにリソースを集中し、パフォーマンスを引き上げたい場合に役立ちそうだ。

 そのほかにも、ショッピングやWeb キャプチャーといった新しいツールバーボタンが導入されているとのこと。これらは[外環]設定ページ(edge://settings/appearance)などからON/OFF可能だ。

[外環]設定ページ(edge://settings/appearance)

 また、企業向けのセキュリティ機能「Microsoft Defender Application Guard for Edge」が非推奨となり、拡張機能が「Manifest V3」へ移行されないことも併せてアナウンスされている。2024年5月以降、利用できなくなるとのことなので注意したい。

 なお、本バージョンではセキュリティ関係の修正はアナウンスされていない。ただし、前バージョンではゼロデイ脆弱性が修正されており、その内容が本バージョンにも含まれている。かならずアップデートを適用しておきたい。

 デスクトップ版「Microsoft Edge」はWindows/Mac/Linuxに対応しており、現在公式サイトから無償でダウンロード可能。すでに「Microsoft Edge」を利用中の場合は、自動で更新されるため何もする必要はない。手動で更新したい場合は、画面左上のメニュー([…]アイコン)から[ヘルプとフィードバック]-[Microsoft Edge について]画面(edge://settings/help)へアクセスするとよい。また、従来よりもわかりやすくしたアップデートインジケーターも展開中だ。