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Windows 10/11向け2024年6月プレビューパッチ「KB5039302」「KB5039299」が配信開始
なぜかデスクトップの表示ボタンが再びタスクバー右端に復活
2024年6月26日 09:35
米Microsoftは6月25日(現地時間)、Windows 10/11の2024年6月非セキュリティプレビュー更新プログラムをリリースした。
今回リリースされたのは、米国時間来月第2火曜日に予定されている月例の更新プログラム(パッチチューズデー)に先駆けテストされるプレビューパッチ。セキュリティ関連の修正は含まれておらず、 適用は必須ではない 。あくまでも新機能をいち早く試してみたいパワーユーザーや、組織で大量のデバイスを管理しており、自社環境への影響を事前にテストしたいIT管理者向けだ。一般のユーザーは来月の「Windows Update」を待っても問題はないだろう。
「Windows 11 バージョン 22H2/23H2」における主な変更は、以下の通り。
- 一部環境で「Snipping Tool」録画を行うと、ビデオの音声に歪みが生じる問題に対処
- 日本語106キーボード環境でタッチキーボードを特殊文字の入力に利用できない問題を解決
- 「タスク マネージャー」の利用中に[ハードウェアの安全な取り外し]オプションによるUSBデバイスの取り外しに失敗する問題を修正
- [設定]アプリのホーム画面に新しい「Game Pass」推奨カード。「Microsoft アカウント」でWindowsにサインインしたHome/Proエディションに表示される
- デスクトップの表示ボタンが既定で再びタスクバー右端に。タスクバーの設定で消せる。「Copilot in Windows」が単体アプリ化するにあたっての布石かと思われる
なお、「Windows 11 バージョン 22H2」Home/Proに対するプレビューパッチの配布は2024年6月26日まで。今回が最後だ。