Windows Insider Preview

「Copilot in Windows」のアイコンはデスクトップ右下隅に ~Devチャネルでテスト開始

マルチモニター環境にも対応へ

 このコーナーでは、「Windows 11 Insider Preview」ビルドでテストされている最新のOS機能を紹介します。ただし、テストの結果、紹介した機能が製品版OSに搭載されないこともあります。あらかじめご留意ください。

「Copilot in Windows」のアイコンはデスクトップ右下隅に

 「Copilot in Windows」(旧称:Windows Copilot)のタスクバーアイコンは現在、検索ボックスの右側にあるが、タスクバーの右端に移設されるようだ。米国時間11月29日にDevチャネルでリリースされた「Windows 11 Insider Preview」Build 23595でテストが開始されている。編集部では確認できていないが、段階的に展開されるものと思われる。

 「Copilot in Windows」は、Windowsのデスクトップ右側にAIとチャットするためのサイドパネルを表示する機能。[Windows]+[C]キーで簡単に開閉できる。今回の変更の意図は、「Copilot」のパネルが表示される場所と「Copilot」のアイコンを近づけて配置することで、双方の関連性を明確にしたいということのようだ。

Windowsのデスクトップ右側に表示される「Copilot in Windows」パネル

 これにともない、タスクバーの設定ページにある[デスクトップを表示するには、タスクバーの隅を選択します]というオプションは初期状態で無効化される。タスクバーの右クリックメニューからタスクバーの設定ページへアクセスすれば、いつでも有効化できる。

スクバーの設定ページにある[デスクトップを表示するには、タスクバーの隅を選択します]というオプションは初期状態で無効化

 そのほかにも、マルチモニター環境における「Copilot in Windows」の利便性を高める改善が再展開されるとのこと。「Copilot in Windows」パネルを最後に表示したモニターが記憶され、次回に[Windows]+[C]キーを押したときにそのモニターで[Copilot]パネルが表示されるようになる。キーボード操作の場合、[Windows]+[T]キーでタスクバーにフォーカスし、[Copilot]タスクバーボタンに移動することで任意のモニターへ[Copilot]パネルを表示できるようになる。