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MicrosoftがCopilotの更新計画を発表 GPT-4 TurboやDALL-E 3の最新版に対応

より正確なコードインタープリター機能やプロンプトを掘り下げる質問を提案する機能も

「Microsoft Copilot」のアップデート情報が公開

 米Microsoftは12月5日(現地時間)、AI機能「Microsoft Copilot」のアップデート計画を発表した。GPT-4 TurboやDALL-E 3の最新版に対応し、Webサイト上の文章のリライト機能やプロンプトを掘り下げるDeep Search機能といった新機能も追加される。

GPT-4 Turboに対応

 OpenAIの最新モデル「GPT-4 Turbo」に対応する。これにより、さらに複雑で長いタスクに対応可能になる。現在、一部ユーザーを対象にテストが開始されており、今後数週間以内にCopilotに広く統合される予定。

DALL-E 3の最新版に対応

 画像生成AI「DALL-E 3」を最新モデルに更新。プロンプトに対してより正確で、高品質な画像を生成できるようになるという。「bing.com/create」にアクセスするか、Copilotに画像の作成を指示することで利用可能。

Webサイト上の文章のリライト機能

 「Microsoft Copilot」による文章のリライト機能が新たに追加される。「Microsoft Edge」でWebサイト上の変更したいテキストを選択しCopilotに依頼するだけでリライトが可能。全ての「Microsoft Edge」ユーザーに近日提供予定となっている。

検索をバックグラウンとしたマルチモーダル

 間もなくGPT-4とBing画像検索やWeb検索のデータを組み合わせることで、画像による検索クエリに対する理解がより精密になる。

検索グラウンディングを備えたマルチモーダル

コードインタープリター機能

 より正確な計算やコーディング、データ分析、視覚化、数学などの複雑なタスクを実行可能なコードインタープリター機能を開発中で、現在これらの機能に関するフィードバックを一部ユーザーから収集している。近日中に広く提供開始予定だ。

コードインタープリター機能

プロンプトを掘り下げるDeep Search機能

 抽象的なプロンプトについて、さらに詳細に掘り下げる質問を提案してくれるDeep Search機能を「Bing」に新しく追加。より関連性の高いWeb上の検索結果を得られるようになる。この機能は間もなく追加されるとのこと。

Deep Search機能