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エクスプローラーのリボンUI化が可能になった「Winaero Tweaker」v1.63

無料のOS・アプリのカスタマイズツール、OS/Edgeのおせっかい抑止機能も拡充

「Winaero Tweaker」v1.63

 システムカスタマイズツール「Winaero Tweaker」が、7月3日にv1.63へとアップデートされた。このバージョンでは次期機能アップデート「Windows 11 バージョン 24H2」を含むWindowsバージョンを適切に検出できるようになったほか、いくつかの新機能と改善が導入されている。

「エクスプローラー」にリボン

Windows 11の「エクスプローラー」をリボンUIへ戻すオプション。本ソフトには大量のオプションがあるので、検索機能を活用したい

 まず、Windows 11の「エクスプローラー」をリボンUIへ戻すオプションが追加された。カスタマイズツールを使わなくてもある手順を踏むことで実現できることだが、リボンUIを恒久的に使いたいならば、このオプションを利用するほうが便利だろう。

不要な広告や提案を削除

 次に、OSやその同梱アプリがときどき表示するプロモーションや提案ポップアップを無効化するオプションが強化された。

 たとえば、[Behavior]-[Ads and Unwanted Apps]ページには[スタート]メニューの[おすすめ]セクションを無効にするオプションが追加。ピン止めしたアプリのみを表示できるようになった。

[Behavior]-[Ads and Unwanted Apps]ページ

 また、「Microsoft Edge」関連では[Disable Annoyances and Bloat in Microsoft Edge]ページが大きく拡充。サイドバー、デスクトップ上のヒントとプロモーション、既定のブラウザーにするよう求めるプロンプト、デスクトップに表示されるフローティング「Bing」バー、新規タブページにあるニュースやクイックリンクの削除など、さまざまな不要要素を削除・抑止するためのオプションが数多く取り揃えられている。

[Microsoft Edge]-[Disable Annoyances and Bloat in Microsoft Edge]ページ

 「Winaero Tweaker」は、OS標準のユーザーインターフェイスには用意されていない、需要の高いカスタマイズメニューがツリービューでコンパクトにまとめられているのが魅力のシステムカスタマイズツール。Windows 7/8/8.1/10/11に対応する寄付歓迎のフリーソフトで、現在公式サイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。

ソフトウェア情報

「Winaero Tweaker」
【著作権者】
Winaero
【対応OS】
Windows 7/8/8.1/10/11
【ソフト種別】
フリーソフト(寄付歓迎)
【バージョン】
1.63(24/07/03)