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Excelにそのままコピペで使える! 無料の文字列変換ツール「AI JIMY Converter」公開

GPT-4oが「住所の入力ミスを修正」「文章の要約」などを処理

無料の文字列変換・データ取得ツール「AI JIMY Converter」

 シー・システム(株)は8月20日、生成AI「GPT-4o」を活用した無料の文字列変換・データ取得ツール「AI JIMY Converter」を公開した。公式Webサイトにアクセスし、利用したい関数をExcelやGoogle スプレッドシートにコピペするだけで利用可能。本ツールはアカウント登録なしで無料で利用できるが、一部有料機能も用意されている。

 「AI JIMY Converter」は、従来、人の手で行なっていたデータ修正や文字列表記の統一作業を、生成AIにより自動化できるツール。ExcelやGoogle スプレッドシートにはコピペするだけで利用でき、APIによりさまざまなツールとも連携可能で、日常的なデータ処理を効率化し、データの正確性を向上させる。

AI JIMY Converter 操作方法 紹介動画
操作画面

住所表記の統一

 顧客リストを手動で入力する際、担当者ごとに住所の表記が異なることがある。それらを一括で統一し、誤字や表記ゆれを自動修正してデータの整合性を保つことができる。

住所の誤字や表記ゆれを自動修正

文章内の人名抽出

 文字列から関係者の名前だけを自動的に抽出できる。情報の見落としを防ぎ、同時にデータ管理の効率化も実現する。契約書や申込書などで利用可能。

文字列から人名を抽出

300字程度の文章を要約

 長文のレポートやメールを効率的に要約する。重要なポイントを簡潔にまとめることができ、情報収集の時間を短縮して意思決定のスピードを高められる。

Excelで文章の要約を自動化

 執筆現在、公式Webサイト上では「正しい住所に変換する」「文章内から人名を取得する」など、30本以上の関数が公開されている。今後もユーザーのニーズに合わせて関数の拡充を進めるとともに、企業内で使われる取引先マスタや商品マスタなどのクローズドな情報との連携、各システムへの組み込みを計画しているとのこと。

現在、30本以上の関数が公開中