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「Opera GX」がNVIDIAの「RTX VSR」(超解像)に対応 ~古いビデオもAIの力で美しく
古いGPUでも「Opera GX」内蔵の画質強化機能「RGX」でキレイに
2024年9月20日 15:44
ノルウェーのOpera Softwareは9月19日(現地時間)、「Opera GX」がNVIDIAの「RTX Video Super Resolution」(VSR)に対応したと発表した。「GeForce RTX」シリーズのGPUを搭載したデバイスならば、AIを活用して低解像度ビデオを最大で4Kまでアップスケールすることが可能。「YouTube」の古い動画を美しく再生したり、低品質なインターネット回線のライブストリーミングで発生するブロックノイズを低減したりできる。
「Opera GX」で「RTX VSR」を利用するには、以下のものが必要。
- 最新の「GeForce Game Ready Driver」または「NVIDIA Studio Driver」
- 「Opera GX」最新版(執筆時現在、LVL 6、core: 113.0.5230.108)
- NVIDIA RTX Turing、Ampere、Ada世代を搭載したデスクトップおよびプロフェッショナル向けノートPC
「NVIDIA コントロールパネル」の[ビデオ]-[ビデオ イメージ設定の調整]ページでRTXビデオエンハンスメントを有効にすれば、「Opera GX」で「RTX VSR」が機能するようになる。
もしGPUが古く、「RTX VSR」に対応していなくても、Web上のビデオや画像に適用される「Opera GX」ビルトインの品質改善フィルター「RGX」が代わりに利用できる。GPUを買い替えるまでは、こちらを活用するとよいだろう。
「Opera GX」は、ゲーマー向けにカスタマイズされた「Opera」。最近のゲーミングPCを意識したデザインになっており、ライティング機能を備えたマウスやキーボードと連動することも可能。デスクトップ(Windows/Mac)、モバイル(iOS/Android)に対応しており、現在「opera.com」から無償でダウンロードできる。
ソフトウェア情報
- 「Opera GX」デスクトップ版
- 【著作権者】
- Opera Software AS
- 【対応OS】
- Windows/Mac(編集部にてWindows 11で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- LVL 6 (core: 113.0.5230.108)