ニュース

「GeForce Game Ready Driver」と「NVIDIA Studio Driver」がWindows 11に正式対応

ゲーム、創作、オフィスワーク、AIの各分野でWindows 11のポテンシャルを引き出す

「GeForce Experience」ユーティリティ

 米NVIDIAは9月20日(現地時間)、Windows 11をサポートした「GeForce Game Ready Driver」(ゲーマー向け)と「NVIDIA Studio Driver」(クリエイター向け)をリリースした。同社はWHQL認定ドライバーでWindows 11のプレビュービルドをサポートし、テスターからフィードバックを募っていたが、10月5日に提供が開始されるWindows 11での対応に目途が立ったようだ。

 Windows 11ではゲームへの最適化も進んでおり、次世代ゲーミンググラフィックス「DirectX 12 Ultimate」やゲームのロード時間を短縮する技術「DirectStorage」、ゲームの画質をSDRからHDRへ自動的にアップグレードする「Auto HDR」といったテクノロジーにより、システムのハードウェアの可能性を最大限に引き出せるように設計されている。

ゲームの画質をSDRからHDRへ自動的にアップグレードする「Auto HDR」

 NVIDIA社によると、「GeForce RTX」シリーズを搭載したグラフィックスカードやラップトップで「DirectX 12 Ultimate」が完全にサポートされるほか、「G-SYNC HDR」対応モニターがあれば「Auto HDR」による恩恵を受けられるという。また、「GeForce RTX」シリーズでは「DirectStorage」をサポートする準備も整っているとのこと。

 一方、クリエイターやオフィスワーカーにとってもWindows 11の恩恵は大きい。新しいウィンドウスナップ機能でデスクトップを整理したり、マルチモニター対応、タッチスクリーン、音声コントロール、ペン入力デバイスなども強化される。また、オンライン通話やビデオ会議においても、OSに統合された「Microsoft Teams」や同社が提供する配信支援アプリ「NVIDIA Broadcast」によるメリットを享受できる。

 そのほかにも、「CUDA on Windows Subsystem for Linux」(WSL)を利用すればGPUアクセラレーションを利用したAIフレームワーク・アプリケーションが利用できるのも魅力といえるだろう。

Linux向けのAIツールチェーンをWindowsで利用できるようにする「CUDA on WSL」

 NVIDIA製GPUのドライバーをアップデートするには、無償配布されている「GeForce Experience」ユーティリティを利用するのが手軽だ。「Game Ready Driver」と「Studio Driver」の切り替えも、このアプリから簡単に行える。執筆時現在、Windows向けドライバーの最新版は20日付けでリリースされたv472.12となっている。

 なお、同社はWindows 7/8.1対応の打ち切りを予定している。古いOSを利用しているユーザーは、これを機にWindows 10/11への移行を検討してみてほしい。