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NVIDIA、Windows 7/8.1対応を終了へ ~2021年10月以降、Game Ready Driverの更新は基本的に提供せず

開発やサポートのリソースをWindows 10に集中

NVIDIA、Windows 7/8.1対応を終了へ

 米NVIDIAは6月11日(現地時間、以下同)、Windows 7およびWindows 8/8.1のサポートを打ち切る方針を明らかにした。2021年10月より、パフォーマンスの向上や新機能の追加、バグの修正を含む「Game Ready Driver」のアップデートは、Windows 10環境にのみ提供される。

 Windows 7はすでに一般消費者向けのサポートを終了しており、Windows 8.1のサポート終了も2023年1月10日までと、1年半を残すのみだ。同社によるとGeForce製品のユーザーの多くはすでにWindows 10への移行を済ませているとのことで、開発やサポートのリソースをWindows 10に集中したい考えだ。

 Windows 7、Windows 8、およびWindows 8.1をサポートする最後の「Game Ready Driver」は、8月31日にリリースされる(R470 GA5)。重要なセキュリティ更新だけは2024年9月まで提供する方針のため、Windows 7/8.1環境ですぐにゲームができなくなるわけではないが、できるだけ早い移行を考えるべきだろう。

 なお、Windows 7/8/8.1をサポートしない最初の「Game Ready Driver」は10月4日に公開される予定だ(R495 GA1)。