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Windows 11向けプレビューパッチ「KB5043145」が公開、ロック画面で再生制御が可能に
「バージョン 22H1」、Home/Proの「バージョン 22H2」はいよいよサービス終了へ
2024年9月27日 09:22
米Microsoftは9月26日(現地時間)、Windows 11の2024年9月非セキュリティプレビュー更新プログラムをリリースした。Windows 10向けは24日にリリース済み。これで9月プレビューパッチがすべて出そろったことになる。
- Windows 11 バージョン 23H2:KB5043145
- Windows 11 バージョン 22H2:KB5043145
- Windows 10 バージョン 22H2:KB5043131(9月24日リリース済み)
今回リリースされたのは、米国時間来月第2火曜日に予定されている月例の更新プログラム(パッチチューズデー)に先駆けテストされるプレビューパッチ。セキュリティ関連の修正は含まれておらず、 適用は必須ではない 。あくまでも新機能をいち早く試してみたいパワーユーザーや、組織で大量のデバイスを管理しており、自社環境への影響を事前にテストしたいIT管理者向けだ。一般のユーザーは来月のパッチチューズデーを待っても問題はないだろう。
「Windows 11 バージョン 22H2/23H2」における主な変更は、以下の通り。
- タスクバーの検索ボックスに表示される検索結果から、ローカルファイルを直接共有できるように
- 配信最適化設定ページをWindows 11のデザイン準拠に更新
- 「Windows Share」ウィンドウから検索ボックスを削除
- メディアが再生されている場合、ロック画面の下部中央にメディアコントロールが表示されるように
なお、「Windows 11 バージョン 21H2」(Enterprise、Education、およびIoT Enterpriseエディション)と「Windows 11 バージョン 22H2」(HomeおよびProエディション)は、米国時間10月8日をもってサービスを終了する。次のパッチチューズデーが最後のアップデートとなるので注意したい。