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フォルダーの左ペインを整理する「Shell Folder Disabler」に便利なおまけ機能が多数追加

OSシャットダウンのメッセージをきめ細かく、アイコンキャッシュ破損にも簡単対処

「Shell Folder Disabler」v0.4.121.0

 「エクスプローラー」の左ペインに表示する項目をカスタマイズできるツール「Shell Folder Disabler」が1月7日、v0.4.120.0へとアップデートされた。本バージョンでは、便利な“おまけ機能”が多数追加されている。

 「Shell Folder Disabler」は、肥大化する一方の「エクスプローラー」ナビゲーションペインを整理して、スッキリさせたいときに役立つツール。ナビゲーションペインをカスタマイズするには本来、Windowsの特殊フォルダーを識別するID「CSIDL」やシェルフォルダーの知識が必要だが、そうした知識がなくてもチェックボックスのON/OFFで不要な項目を非表示にできるのが魅力だ。

 本バージョンに追加されたおまけ機能は、以下の通り。いずれもなかなか便利なので活用してほしい。

  • OSのシャットダウン時などに表示されるステータスメッセージを詳細に
    OSのシャットダウン時などに詳細なステータスメッセージを表示
  • カメラをON/OFFした際に、デスクトップへインジケーターを表示
    カメラのON/OFFでインジケーターを表示
  • アイコンキャッシュを削除。アイコンが正しく表示されない場合に役立つ
    アイコンキャッシュの削除機能
  • デスクトップにWindowsのバージョンとビルド番号を表示
    Windowsのバージョンとビルド番号を表示
  • 「エクスプローラー」のペインのサイズを初期状態へリセット
    「エクスプローラー」のペインのサイズを初期状態へリセットする機能
  • 「エクスプローラー」のコマンドバーをON/OFF
    コマンドバーのON/OFF機能
  • 「エクスプローラー」の右クリックメニュー(コンテキストメニュー)をWindows 11(モダン)スタイルとWindows 10(クラシック)スタイルで切り替え
    右クリックメニューをモダンスタイルもしくはクラシックスタイルに切り替え
  • 名前のテンプレートを変更。ファイルの新規作成、コピー、ショートカットの作成時に自動で付けられるファイル名の形式をカスタマイズ
    ファイル名のテンプレートを変更
  • ファイル操作の確認ダイアログに表示するプロパティを変更。たとえば削除時にファイルの作成日時や所有者など、より詳細なファイル情報をチェックできる
    ファイル操作の確認ダイアログに表示するプロパティをカスタマイズ

 「Shell Folder Disabler」はWindows 10/11 バージョン 22H2以降に対応するフリーソフトで、現在作者のWebサイトから無償でダウンロードできる。執筆時現在の最新版は13日にアップデートされたv0.4.121.0だが、「ESET」の誤検知に対応したのみで、内容に変更はないとのこと。

ソフトウェア情報

「Shell Folder Disabler」
【著作権者】
無類のねこ好き 氏
【対応OS】
Windows 11
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
0.4.121.0(25/01/13)