やじうまの杜

入力したシェルコマンドとそのオプションを丁寧に教えてくれるWebサービス「shell.how」が面白いかも

既存のターミナルにオートコンプリート機能を追加するMacアプリ「Fig」のデモサービス

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入力したシェルコマンドを解析・説明してくれるWebサービス「shell.how」

 入力したシェルコマンドを解析・説明してくれるWebサービス「shell.how」が面白いとTwitterで少し話題になっていますので、編集部でも遊んでみました。

 Mac風のターミナル画面にシェルコマンドを入力すると、それをコマンドやオプションに分解して、それぞれの意味をわかりやすく解説してくれるようです。試しにサジェストされたコマンドの1つをクリックしてみます。

試しにサジェストされたコマンド「ls -a -l -p」をクリック

 すると、こんな感じに分解されました。なるほど、面白いですね。

コマンドやオプションに分解して、それぞれの意味を分かりやすく解説してくれる

 ダークモードに対応するほか、コマンド解説のパーマリンク(固定リンク)をコピーして、SNSで共有することもできます。

右上のボタンを押すとダークモードに切り替えたり、パーマリンクをコピーできる

 残念ながら対応していないコマンドやオプションもまだ多いようですが、シェルコマンドの達人たちが「GitHub」リポジトリにコントリビュート(ドキュメントやソースコードを書いてオープンソースプロジェクトに貢献すること)してくれれば、次第に拡充されていくという仕掛けのようです。

筆者は「tar」コマンドのオプションをよく忘れるのですが、「shell.how」もまだ覚えていないようでした。今後に期待

 なお、このサービスは既存のターミナルにオートコンプリート機能を追加するMacアプリ「Fig」の一部を流用して実現されているそうです。Windows/Linux版はまだありませんが、開発の計画はあるようで、ウェイティングリストが用意されています。メールアドレスを登録しておくと、リリース時にお知らせしてくれるはずですので、興味のある人はぜひご登録を。