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「PowerToys」の次期新機能はコピペついでに使えるメディアのフォーマット変換?
貼り付けアクションをキャンセル、進行状況をプログレスリングで表示といった改善も
2025年2月4日 16:01
「やじうまの杜」では、ニュース・レビューにこだわらない幅広い話題をお伝えします。
「PowerToys」に追加される次の機能は、メディアファイルのフォーマット変換(トランスコード)になりそうです。「X」(旧称Twitter)でプルリクエストがマージ(機能要求の承認)されたことが明らかにされています。
when you got a idea and the team goes "hold my beer".https://t.co/F8nbwAMmYI
— Clint Rutkas (@ClintRutkas)January 31, 2025
in pr now:https://t.co/p1Nhse83i2pic.twitter.com/zrclidzjAD
(編集中:「hold my beer」は「ちょっと俺も挑戦してくる(から、飲みかけのビールを預かってて!)」といった意味のスラング)
このトランスコード機能は、AIコピペツール「Advanced Paste」に統合されるとのこと。
これの何がうれしいのかというと、『クリップボードにコピーしたWAVファイルをMP3ファイルに変換してから貼り付ける』といったことが簡単に行えるわけ。ビデオのサイズやオーディオのビットレートなど、細かい設定をしたい場合は専用ツールを使う方がよさそうですが、『ファイルをアップロードしようと思ったのに、ファイル形式が対応してなかった。変換しなきゃいけない!』みたいなシーンでは手軽でよさそう。内部的にはUWPのAPI「Windows.Media.Transcoding」を呼んでいるとのことで、対応ファイル形式も十分なのではないでしょうか。
また、この新機能に伴い「Advanced Paste」で以下の点が改善されるのもうれしいポイントです。
- 貼り付けアクションをボタンでキャンセルできるように。メディアのトランスコードは時間がかかるので。時間のかかるAIアクションにも有効
- 進行状況をプログレスリングで表示