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「PowerToys」の次期新機能はコピペついでに使えるメディアのフォーマット変換?

貼り付けアクションをキャンセル、進行状況をプログレスリングで表示といった改善も

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「PowerToys」に追加される次の機能は、メディアファイルのフォーマット変換になりそう

 「PowerToys」に追加される次の機能は、メディアファイルのフォーマット変換(トランスコード)になりそうです。「X」(旧称Twitter)でプルリクエストがマージ(機能要求の承認)されたことが明らかにされています。

(編集中:「hold my beer」は「ちょっと俺も挑戦してくる(から、飲みかけのビールを預かってて!)」といった意味のスラング)

 このトランスコード機能は、AIコピペツール「Advanced Paste」に統合されるとのこと。

 これの何がうれしいのかというと、『クリップボードにコピーしたWAVファイルをMP3ファイルに変換してから貼り付ける』といったことが簡単に行えるわけ。ビデオのサイズやオーディオのビットレートなど、細かい設定をしたい場合は専用ツールを使う方がよさそうですが、『ファイルをアップロードしようと思ったのに、ファイル形式が対応してなかった。変換しなきゃいけない!』みたいなシーンでは手軽でよさそう。内部的にはUWPのAPI「Windows.Media.Transcoding」を呼んでいるとのことで、対応ファイル形式も十分なのではないでしょうか。

設定画面。不要であれば無効化も可能

 また、この新機能に伴い「Advanced Paste」で以下の点が改善されるのもうれしいポイントです。

  • 貼り付けアクションをボタンでキャンセルできるように。メディアのトランスコードは時間がかかるので。時間のかかるAIアクションにも有効
  • 進行状況をプログレスリングで表示
貼り付けアクションをボタンでキャンセル、進行状況をプログレスリングで表示といった改善も

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