「iOS 18.3.1」「iPadOS 18.3.1/17.7.5」が公開、悪用の可能性のある脆弱性に対処

「iOS 18.3.1」「iPadOS 18.3.1」が公開

　米Appleは2月10日（現地時間）、「iOS 18.3.1」「iPadOS 18.3.1」をリリースした。重要なバグ修正が含まれており、すべてのユーザーに対しアップデートが推奨されている。

　物理的な攻撃によりロックされたデバイスのUSB制限モードが無効になってしまう欠陥（CVE-2025-24200）が修正された。特定の標的を狙った攻撃に悪用された可能性があるという。

　この問題は「iPadOS 17」シリーズにも影響し、対策版となる「iPadOS 17.7.5」がリリースされている。できるだけ早い対応が望ましい。

　iPhone/iPadのアップデートは、基本的に自動で行われる。手動で行いたい場合は、「設定」アプリの［一般］－［ソフトウェアアップデート］ページにアクセスすればよい。