「Firefox 136.0.2」が公開 ～ノートPCを閉じるとCPU使用率が高くなる問題などに対処

「Firefox」v136.0.2

　Mozillaは3月18日（米国時間）、デスクトップ向け「Firefox」の最新版v136.0.2をリリースチャネルで公開した。以下の不具合に対処したマイナーアップデートとなっている。

• 以前のバージョンでシャットダウン時に履歴やサイト設定をクリアするように構成していた「Firefox」を「Firefox 136」にアップデートすると、クリア対象のうち「Cookieとサイトデータ」や「一時的にキャッシュされたファイルとページ」が予期せず有効になってしまう。すでに「Firefox 136」を使用している場合、「プライバシーとセキュリティ」でこれらの設定を無効化できる
  
  
  

  シャットダウン時に履歴やサイト設定をクリアする設定

  

  「Cookieとサイトデータ」や「一時的にキャッシュされたファイルとページ」が予期せず有効に
• プライマリパスワードのプロンプトが予期しない状況で表示される
• 暗い背景でラジオボタンの視認が難しくなる
• スクリーンがロックされているかラップトップが閉じられているときに、Windows版「Firefox」のCPU使用率が高くなる

　なお、セキュリティ関連の問題はアナウンスされていない。

　デスクトップ版「Firefox」はWindows/Mac/Linuxなどに対応する寄付歓迎のフリーソフトで、現在MozillaのWebサイトからダウンロード可能。Windows版はWindows 10/11に対応しており、窓の杜ライブラリからもダウンロードできる。