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クラシック版「Outlook」アプリにまた問題 ~メール作成時にCPU利用率が急上昇【4月25日追記】

半期チャネルにも影響、最新チャネルでは5月下旬に修正版がリリース予定

公式サポートページ

 米Microsoftは4月14日(現地時間)、クラシック版「Microsoft Outlook」アプリで新たな問題が発生していることを明らかにした。メールの作成時にCPU利用率が30%から50%へ跳ね上がり、電力消費量が増加する。

 この問題の影響を受けるチャネルは、以下の通り。「バージョン 2406」(2024年6月リリース)ビルド 17726.20126以降で発生する。

  • 最新チャネル
  • 月次エンタープライズチャネル
  • インサイダーチャネル:ベータ、最新チャネル(プレビュー)

 開発チームは現在、この問題の原因を調査中。暫定的な回避策として、問題が見られない半期チャネルへ切り替える方法を公式サポートページで案内している。

[2025年4月25日編集部追記] 4月24日付で問題を報告したページが更新され、スタータスが修正済みとなった。ベータチャネルで5月上旬、最新チャネルのプレビューで5月中旬、最新チャネルで5月下旬にリリースされる予定。

 加えて、この問題が半期チャネルにも影響することが報告された。半期チャネルには近々に修正版はリリースされない模様で、緊急でこの問題を回避するには「バージョン 2405」へロールバックする必要があるとのこと。同ページでロールバック方法が案内されている。ただし「バージョン 2405」公開後、すでにセキュリティ更新が行われてるため、この方法は推奨されていない。