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「Outlook」の新旧移行に問題、Microsoftが修正のためのPowerShellスクリプトを配布

[スタート]画面のアプリアイコンが古いままに

[スタート]画面の「Outlook (new)」アイコン。代わりにクラシックアプリのアイコンは「Outlook (classic)」になるのが正しい動作

 Microsoftは現在、「Microsoft Outlook」アプリの移行を進めている。その一環として、Windows版「Microsoft Outlook」アプリの「バージョン 2407」(20024年7月アップデート)以降、クラシックアプリの名前を「Outlook」から「Outlook (classic)」に変更している。

 しかし、これが期待通り動作せず、[スタート]画面のアプリアイコンが「Outlook」のままになるという現象が発生しているとのこと。

 Microsoftによると、「AppData」フォルダーのなかにある古い「Outlook」アイコンを削除するとこの問題は解消される。

%AppData%\Microsoft\Windows\Start Menu\Programs

 [スタート]画面に新しいアプリのアイコンが現れない場合は、以下のパスから新しいアイコンをコピーして上述のパスにコピーするとよい。

%ProgramData%\Microsoft\Windows\Start Menu\Programs

 また、同社はこの作業を自動化する「PowerShell」スクリプト「Update-OutlookLink.ps1」も公開中。複数のPCを管理している場合などに役立てたい。