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クラシック「Outlook」アプリにまた問題、メールの返信・転送時にクラッシュする

Microsoftが回避策を案内中

サポートサイトにおけるアナウンス

 米Microsoftは1月17日(現地時間)、クラシック「Outlook」アプリがメールの返信・転送時にクラッシュする問題が発生していることを明らかにした。

 この問題は、古い「Outlook」アプリを「バージョン 2412」(Build 18324.20168)へアップデートすると発生することがある。トラブルが生じている環境では、「イベント ビューアー」のアプリケーションログに以下のようなログ(イベント 1000、1001)が記録される。

Faulting application name: OUTLOOK.EXE, version: 16.0.18324.20168, time stamp: 0x677828da
Faulting module name: OUTLOOK.EXE, version: 16.0.18324.20168, time stamp: 0x677828da
Exception code: 0xc0000005
Fault offset: 0x0000000001a7c02a
Faulting process id: 0x0xFD0
Faulting application start time: 0x0x1DB65D0FD0B9857
Faulting application path: C:\Program Files\Microsoft Office\root\Office16\OUTLOOK.EXE
Faulting module path: C:\Program Files\Microsoft Office\root\Office16\OUTLOOK.EXE

 同社は現在、この問題を調査中。回避策として、以下のコマンドを実行し「バージョン 2411」(Build 18227.20162)へ戻す方法が案内されている。

cd %programfiles%\Common Files\Microsoft Shared\ClickToRun

officec2rclient.exe /update user updatetoversion=16.0.18227.20162

 「Office」アプリの更新を止めて問題の発生を未然に防止したい場合は、[ファイル]画面の[アカウント]ページにある[更新オプション]メニューから、[更新を無効にする]コマンドを実行すればよい。

[ファイル]画面の[アカウント]ページにある[更新オプション]メニュー

 ただし、そのままにしておくのはセキュリティ上好ましくない。来月の月例セキュリティパッチが配信される米国時間2月11日(日本時間2月12日)をカレンダーに登録し、更新を再度有効化することを忘れないようにしたい。それまでには問題が解決されているはずだ。