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無料リモートデスクトップソフト「Brynhildr」、Web接続の音声伝送をステレオ化
v3.1.2がリリース
2025年4月25日 08:46
高速リモートデスクトップソフト「Brynhildr」の最新版v3.1.2が、4月23日に公開された。本バージョンの目玉は、Webブラウザー接続の音声伝送がステレオ化されたことだ。
「Brynhildr」(ブリュンヒルデ)は、他のWindowsデバイスを手元のPCで閲覧・遠隔操作するためのツール。画面や音声の転送以外にも暗号化通信、パスワード認証、マルチモニター機能、クリップボード共有機能(テキストのみ)、ファイル転送などを備える。「Brynhildr 3」(「Brynhildr Free」とも)からはクライアントとしてWebブラウザーを利用する機能が追加され、理論上はモダンブラウザーさえあれば非Windows環境からもアクセスできるようになった。
本バージョンでは、このWebブラウザー接続で音声伝送がモノラルからステレオになった。従来は通信サイズの関係でモノラルとしていたが、Float型(32bit)からShort型(16bit)に仕様変更することで、音質は若干下がるもののステレオ化できたという。
そのほかにも、サーバーモードで起動中にIPアドレスが変わった際、タスクトレイのアイコンメッセージに表示されるIPアドレスが新しくなっていなかった問題が修正された。細部の微調整も行われているようだ。
「Brynhildr 3」はWindows 10/11に対応しており、現在公式サイト「vritra.remotedesktop.jp」や窓の杜ライブラリからダウンロード可能。利用は無償だが、1日に1回広告が表示される。
ソフトウェア情報
- 「Brynhildr」
- 【著作権者】
- (株)ランスロット
- 【対応OS】
- Windows 10/11
- 【ソフト種別】
- フリーソフト(広告付き)
- 【バージョン】
- 3.1.2(25/04/23)