NEWS(10/05/13 15:41)

爪で引っ掻いたようなホラー調フォント「怨霊」が第二水準の漢字に完全対応

怪奇小説などで頻繁に登場する難しい漢字を表示可能に

「怨霊」v2.0「怨霊」v2.0

 ひっかき傷で描かれたようなおどろおどろしい日本語TrueTypeフォント「怨霊」の最新版v2.0が、12日に公開された。最新版の主な変更点は、これまで一部の対応のみにとどまっていたJIS第二水準の漢字に完全対応したこと。

 これにより、“煉獄(れんごく)”の“煉”や“恍惚(こうこつ)”の“恍”といった怪奇小説などで頻繁に登場する難しい漢字を表示可能になった。Webサイト上で公開されている怪奇小説を本フォントを使って表示すれば、恐怖が倍増するだろう。

 また、“①”などの記号も追加されたほか、多数の誤字が修正されている。

 本フォントは、Windows XP/Vistaなどに対応する寄付歓迎のフリーフォントで、現在作者のWebサイトからダウンロードできる。

【著作権者】
暗黒工房
【対応OS】
Windows XP/Vista
【ソフト種別】
フリーソフト(寄付歓迎)
【バージョン】
2.0(10/05/12)

(長谷川 正太郎)