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MS製品のセキュリティ情報をまとめたExcelシート「Microsoft Security Bulletin Data」

1998年6月以降に公表された13,600件のセキュリティ情報を収録

「Microsoft Security Bulletin Data」

 米Microsoft Corporationは11日(現地時間)、同社製品の脆弱性情報をまとめたデータシート「Microsoft Security Bulletin Data」を無償公開した。現在、同社のダウンロードセンターからダウンロードできる。

 「Microsoft Security Bulletin Data」には「Microsoft Excel」ファイル(XSLX形式)と、ZIPファイルが含まれている。

 XSLXファイルは、1998年6月以降に公表された“Microsoft Security Bulletin(マイクロソフトセキュリティ情報)”をまとめたもの。セキュリティ情報へのリンク、脆弱性の深刻度、影響する製品、悪用された場合の影響、ナレッジベース(KB)へのリンク、更新プログラムのサイズ、適用した場合のシステム再起動の要不要、対応するCVE番号などといった情報が含まれており、その行数は13,601行に上る(ヘッダー行を含む)。長年にわたる同社のセキュリティへの取り組みがうかがわれる。

 また、ZIPファイルには“脆弱性情報共有フレームワーク(The Common Vulnerability Reporting Framework:CVRF)”のフォーマット(XML形式)で記述したセキュリティ情報が収められている。こちらは2012年6月以降のもののみ。

ソフトウェア情報

「Microsoft Security Bulletin Data」
【著作権者】
Microsoft Corporation
【対応OS】
Windows XP/Server 2003/Vista/Server 2008/7/Server 2008 R2/8/Server 2012
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.0(13/06/11)

(柳 英俊)