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Adobe、「Adobe Edge Code CC」プレビュー版を更新。「Brackets Sprint 34」ベースに
HTMLのライブプレビュー機能やクイック編集機能の強化が施される
(2013/12/12 15:31)
米Adobe Systems Incorporatedは10日(現地時間)、HTML/CSS/JavaScript向けのコードエディター「Adobe Edge Code CC」の最新プレビュー版を公開した。対応OSはWindows 7/8/8.1およびMac OS X 10.7/10.8/10.9で、“Adobe Creative Cloud”を通じて提供されている。なお、無償メンバーシップでも利用可能。
「Adobe Edge Code CC」は、Web開発者およびデザイナー向けの軽量コードエディター。オープンソースで開発されている「Brackets」の派生製品となっており、「Edge Web Fonts」や「Edge Inspect CC」といった同社の製品・サービスとの連携機能が追加されている。
今回公開された最新版には、「Brackets Sprint 34」までに追加された新機能や機能改善が盛り込まれている。たとえばウィンドウのデザインが刷新され、ほかのAdobe製品でも採用されているダークテーマが適用された。また、クイック編集機能も強化。HTMLの編集画面で新しいCSSルールが追加できるようになったほか、CSSの“animation-timing-function”属性で“cubic-bezier(3次ベジェ曲線)”のパラメーターをGUI編集する機能などが追加されている。
さらに、HTMLファイルの編集内容がリアルタイムにブラウザー(Google Chrome)でプレビューできるようになったのも大きな変更点。ガイド機能がついたイメージプレビュー機能も便利で、コードエディターからリンク先の画像のサムネイルとサイズ情報をチェックすることも可能。また、JavaScriptのコードヒントの精度も改善されている。
ソフトウェア情報
- 「Adobe Edge Code CC」
- 【著作権者】
- Adobe Systems Incorporated
- 【対応OS】
- Windows 7/8/8.1
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- experimental build 0.97.0-359084144(13/12/10)