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ブータブルUSBドライブの作成ツール「Rufus」がメジャーアップデート

ユーザーインターフェイスを改善、“Windows To Go”やマルチパートイメージにも対応

「Rufus」v2.0

 ブータブルUSBドライブを簡単に作成できるオープンソースツール「Rufus」の最新版v2.0が、3日に公開された。メジャーバージョンアップとなる本バージョンでは、フォントの改善や新しい情報欄の追加といったユーザーインターフェイスのブラッシュアップに加え、いくつかの新しい機能が追加されている。

 まず、Windows 8以降で“Windows To Go”がサポートされた。“Windows To Go”はWindows 8環境をUSBメモリに入れて持ち運べるようにする機能で、エンタープライズ向けに提供されている。

 そのほかにも、「Grub4DOS」や「GRUB 2」といったブートローダーをベースとしたイメージや、圧縮されたDDイメージファイルに対応。非Microsoft製のVHDドライバーの利用や、“install.swm”を利用したマルチパートイメージ(複数枚のDVDへ書き込めるように分割されたWindowsイメージ)の取り扱いも新たにサポートされた。

 「Rufus」は64bit版を含むWindows XP以降に対応しており、現在、本ソフトの公式サイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。

ソフトウェア情報

「Rufus」
【著作権者】
Pete Batard 氏
【対応OS】
64bit版を含むWindows XP以降(編集部にてWindows 8.1で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
2.0.639(15/03/03)

(樽井 秀人)