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曲のメロディーやコードを解析できる耳コピ支援ソフト「WaveTone」が、FLACなどに対応

コードの検出位置で“3拍ごと”を選択できるようになり、3拍子系の楽曲に対応

「WaveTone」v2.6

 楽曲のメロディーやコード、テンポを自動解析してMIDIファイルなどに出力できる耳コピ支援ソフト「WaveTone」の最新版v2.6が、22日に公開された。Windows XP/Vista/7/8に対応するフリーソフトで、現在作者のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。

 最新版の主な変更点は、これまで対応していたWAVE/AIFF/MP3/WMA/AAC/Ogg Vorbis形式に加え、FLAC/WavPack/Monkey's Audio/ALAC/TTA形式の音声に対応したこと。これにより、これまでWAVE形式などへ変換してから本ソフトで読み込んでいたファイルもそのまま読み込めるようになり、手軽に利用できるようになった。

 また、コードの検出位置で“3拍ごと”を選択できるようになり、3拍子系の楽曲に対応している。さらに、検出したコードのトランスポーズが可能になり、ピッチシフト機能を使って音声のキーを変えた際にコード進行を合わせたり、TXTファイルへ出力する際に自分好みのキーに変更したりすることが可能となった。コードのトランスポーズ機能は、コードの表示をONにして範囲選択すると右クリックメニューから行えるようになる。

コードの検出位置で“3拍ごと”を選択
コードのトランスポーズ機能

 そのほか、メロディーを表すグラフの色に印刷用のグレースケールを選べるようになるなどの仕様変更や不具合修正が施されている。

ソフトウェア情報

「WaveTone」
【著作権者】
あっきー 氏
【対応OS】
Windows XP/Vista/7/8
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
2.6(15/08/22)

(長谷川 正太郎)