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「Gemini」アプリが「GitHub」インポートに対応、リポジトリに関する質問が可能に

既存のコードフォルダーのアップロード機能を拡充

「Gemini」アプリで利用できるコードフォルダーのアップロード機能

 米Googleは6月4日(現地時間)、「Gemini」アプリに「GitHub」リポジトリのインポート機能を導入したと発表した。既存のコードフォルダーのアップロード機能を拡充し、チャットに最大1つの「GitHub」リポジトリ、最大5,000ファイル(100MBまで)を追加して、それに関して以下のようなアクションを行えるようになる。

  • コードの理解:コードベースを理解するために質問し、それに応えてもらう
  • コードの改善:コードをより効率的にしたり、コードの追加や改善を提案してもらう
  • コードの生成:指定した操作を行うコードを開発者に代わり書いてもらう
  • コードのデバッグ: コードがエラーメッセージを生成する理由とその解決方法を特定する

 インポートするリポジトリは公開でも非公開でもよい。ただし、インポートしたあとで行われたリポジトリの変更は同期されない。

チャットの文脈に「GitHub」リポジトリを追加

 また、今のところ対応しているのはWeb(gemini.google.com)だけだ。モバイルアプリは非対応となっている。対応する「Google Workspace」エディションは以下の通り。

  • Business Standard/Plus
  • Enterprise Standard/Plus

 「Gemini Education」「Gemini Education Premium」アドオンを購入している場合もサポートされる。