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「Google ドライブ」でAIアシスタント「Gemini」がファイルを整理可能に

プロンプト入力でフォルダー作成やファイル移動ができる

「Google ドライブ」でAIアシスタント「Gemini」がファイルを整理可能に

 米Googleは7月7日(現地時間、以下同)、「Google ドライブ」において、AIアシスタント「Gemini」を使ってファイルを整理する機能を追加した。

 「Google ドライブ」のサイドパネルから「Gemini」を使用し、プロンプトを入力してフォルダーの追加や、選択したファイルの移動ができるようになった。

 『マイドライブに「第2四半期の予測」という新しいフォルダーを作成して』や『第1四半期予測フォルダー内の@第1四半期まとめファイルを@第2四半期予測フォルダーに移動して』といったように、プロンプトを入力するだけでファイルの操作が可能。特定のファイルやフォルダーを指定する際は、『@』に続けてファイルやフォルダー名と入力すればよい。

「Gemini」を使用したファイル整理

 一度に移動できるファイルは最大5つまで。「Google ドキュメント」、「Google スプレッドシート」、「Google スライド」などの文書を新規作成することもできる。

 この機能は即時・計画的リリースドメインで7月7日から段階的に展開され、機能が利用可能になるまで最大15日かかる可能性がある。対象となる「Google Workspace」のエディションは以下の通り。加えて、Gemini BusinessとGemini Enterpriseプランに加入しているユーザーも利用できる。

  • Business Standard
  • Business Plus
  • Enterprise Standard
  • Enterprise Plus
  • Gemini Educationアドオン
  • Gemini Education Premiumアドオン
  • Google AI Pro
  • Google AI Ultra