ニュース
「タスク マネージャー」を閉じて開くたびにプロセスが増えていく問題、「KB5068861」で解決
プレビューパッチ適用の「Windows 11 バージョン 24H2/25H2」に影響
2025年11月12日 15:26
「タスク マネージャー」のウィンドウを閉じてもプロセスが完全に終了せず、起動するたびにインスタンスが残ってしまう問題は、米国時間(以下同)11月11日にリリースされたセキュリティ更新プログラム「KB5068861」で解決されたとのこと。
この問題は、10月28日にリリースされたプレビューパッチ「KB5067036」を適用した環境で発生。「タスク マネージャー」のウィンドウは問題なく閉じるため、一見すると「タスク マネージャー」がちゃんと終了しているように見えるが、「taskmgr.exe」のインスタンスはシステムに残り続けるため、「タスク マネージャー」を閉じて開くたびにシステムに残る「taskmgr.exe」が増え続ける。
最後にはシステムリソースが枯渇して、デバイス全体のパフォーマンスへ悪影響を及ぼす可能性があった。
この問題は下記のWindowsバージョンで確認されていたが、最新の「KB5068861」を適用した環境では発生しない。
- Windows 11 バージョン 25H2
- Windows 11 バージョン 24H2
そのほかにも、このパッチには著作権保護コンテンツを再生できない問題、[更新してシャットダウン]コマンドでもPC電源が落ちない可能性がある問題、「IIS」「localhost」に接続できない問題、デスクトップを選択すると「タスク ビュー」が予期せず開く可能性がある問題などの修正が含まれる(プレビューパッチで先行修正されていたものも含む)。脆弱性の対処も行われているので、できるだけ早い適用が推奨されている。















![1冊ですべて身につくHTML & CSSとWebデザイン入門講座[第2版] 製品画像:3位](https://m.media-amazon.com/images/I/41DiWc47MYL._SL160_.jpg)






