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「Zoom」に非認証ユーザーによる権限昇格などの脆弱性 ~最新版への更新を

最大深刻度は「High」、Windows/macOS版に影響

同社のセキュリティ情報ページ

 米Zoom Video Communicationsは12月9日(現地時間)、オンラインビデオ会議サービス「Zoom」に複数の脆弱性があることを明らかにした。最大深刻度は4段階中2番目に高い「High」、CVE番号ベースで全2件が公表されている。

 今回アナウンスされた脆弱性は、以下の通り(括弧内は深刻度の評価と「CVSS」の基本値)。ダウングレード保護メカニズムの問題により非認証ユーザーが権限を昇格できてしまう問題などが含まれる。

  • CVE-2025-67461:Zoom Rooms for macOS - External Control of File Name or Path(Medium/5)
  • CVE-2025-67460:Zoom Rooms for Windows - Software Downgrade Protection Mechanism Failure(High/7.8)

 それぞれ最新版へのバージョンアップデートの適用により、セキュリティを確保可能。なお、執筆現在、最新のWindows版「Zoom Rooms」アプリは12月1日付で公開されたv6.6.10。