ニュース
無料のブータブルUSB作成ツール「Rufus」に脆弱性、管理者権限で任意コード実行のおそれ
Fidoスクリプトの処理に「TOCTOU」(Time-of-check to time-of-use)競合
2026年1月26日 10:40
ブータブルUSBドライブを簡単に作成できるツール「Rufus」で1月23日(日本時間)、ローカル権限昇格の脆弱性「CVE-2026-23988」が報告された。深刻度の評価は、CVSSの基本値で「7.3」(High)。すべてのバージョンに影響する。
本脆弱性は「TOCTOU」(Time-of-check to time-of-use)競合にカテゴライズされるセキュリティ欠陥。「Rufus」は「Fido」と呼ばれるPowerShellスクリプトでWindowsのISOイメージファイルをダウンロードすることができるが、その際、管理者権限で一時フォルダーへスクリプトを作成する。しかし、「Rufus」は適切にそのスクリプトファイルをロックしないため、一般ユーザーでも書き換えや置き換えが可能。もし悪意あるアプリが一時フォルダーを監視できる状態になるならば、それが仮に標準ユーザーの権限しか持っていなくても、スクリプトを書き換えて任意のコードを管理者権限で実行できる可能性がある。最悪の場合、システムが乗っ取られる。
本脆弱性は、ベータ版の「Rufus 4.12」で修正済み。ベータテストで大きな問題がなければ、まもなく正式版として展開される見込みだ。正式版がリリースされたら、できるだけ早いアップデートをお勧めする。
「Rufus」は、OSのISOイメージファイルをUSBドライブへ書き込んでインストールメディアを作成するツール。Windows以外にも、各種LinuxディストリビューションやBSD系OS、DOSなど、幅広いOSをサポートしている。「GitHub」でオープンソースとして開発されており、ライセンスは「GPL-3.0」。現在、本ソフトの公式サイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできるほか、「Microsoft Store」から入手することもできる。
ソフトウェア情報
- 「Rufus」
- 【著作権者】
- Pete Batard 氏
- 【対応OS】
- 64bit版を含むWindows 8以降(編集部にてWindows 10で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 4.12 BETA(26/01/23)













![【Amazon.co.jp限定】1冊ですべて身につくHTML & CSSとWebデザイン入門講座[第2版] (特典:「Webデザイナーのポートフォリオの作り方入門講座」データ配信) 製品画像:2位](https://m.media-amazon.com/images/I/51skMJ-OVcL._SL160_.jpg)







