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Google、「Gemini 3.7 Flash」を発表 ~わずか3週間での更新、性能アップで年末まで半額

「Claude Sonnet 5」「GPT-5.6 Terra」相当なのに安い“ワークホース”モデル

「Gemini 3.7 Flash」を発表

 米Googleは8月13日(現地時間)、新しいAIモデル「Gemini 3.7 Flash」を発表した。「3.6 Flash」の発表からわずか3週間でのアップデートとなる。

 「3.7 Flash」は、コーディングとエージェント用途に向けた“ワークホース”(実務向け)モデル。日々の実務をこなす主力モデルとしては同社史上、もっとも賢いものだという。その性能は各種ベンチマークテストにも表れており、ソフトウェアエンジニアリングやナレッジワーク、Web開発のワークフローといった分野で「3.6 Flash」を大幅に上回る結果を叩き出している。

「FrontierCode 1.1 Main」では「3.6 Flash」が34.4%だったのに対し、43.6%。コードの生成品質が向上している

 競合モデルと比較すると、多少の得意分野・不得意分野はあれど、おおむね「Claude Sonnet 5」「GPT-5.6 Terra」相当と言えるだろう。

 それでいて、価格が抑えられているのが「3.7 Flash」の魅力。年末までの導入価格として100万トークンあたり入力0.75米ドル、出力3.75米ドルが提示されており、これは「3.6 Flash」(入力1.50米ドル、出力7.50米ドル)のちょうど半額だ(2027年1月1日以降は、元の「3.6 Flash」と同じ入力1.50米ドル、出力7.50米ドルとなる)。本番環境への投入に耐える品質をもつエージェントを低コストで運用したいのであれば、「3.7 Flash」は有力な選択肢となりうる。

本番レベルのソフトウェアエンジニアリング能力を測る「DeepSWE」ベンチマーク。ワークホースモデルのなかで「3.7 Flash」はタスク当たりのコストが安く、コストパフォーマンスに優れるのがわかる

 「3.7 Flash」は現在、下記のプラットフォームやアプリで展開中。世界160カ国以上で「Google AI Pro/Ultra」の加入者に提供されているパーソナルAIエージェント「Gemini Spark」も、同日から「3.7 Flash」を採用しているとのこと。

  • 開発者向け:「Google Antigravity」でエージェント中心のワークフローを試せるほか、「Google AI Studio」「Android Studio」経由の「Gemini API」でも利用可能
  • 企業向け:「Gemini Enterprise Agent Platform」および「Gemini Enterprise」アプリ
  • 一般ユーザー向け:「Gemini」アプリの「Spark」(「Google AI Pro」「Ultra」加入者、対応国のみ)