NEWS(10/01/13 18:48)
「Thunderbird 3」のタブとして表示できるようになった「Lightning」v1.0 beta1
1つのスケジュールやToDoへ複数のアラームを設定できるように
Mozilla Calendar Projectは12日、メールソフト「Thunderbird」にスケジューラー機能を追加できる拡張機能「Lightning」の最新ベータ版となるv1.0 beta1を公開した。最新版の主な変更点は、「Thunderbird」v3.0に対応し、カレンダーやToDoをタブとして表示できるようになったこと。なお、単体で「Lightning」と同等の機能を利用できるスケジューラー「Sunbird」は更新されていない模様。
「Lightning」をインストールすると「Thunderbird」のタブバー右端へカレンダーとToDoを表すボタンが追加される。このボタンを押すことでカレンダーやToDoがタブとして表示される仕組み。また、3ペインのメール表示タブやメッセージタブには、これまでと同様に直近のスケジュールやToDoを簡易表示する“Today”ペインを表示可能。
さらに、1つのスケジュールやToDoへ複数のアラームを設定できるようになった。複数のアラームを設定するには、スケジュールやToDoの設定画面で“アラーム”プルダウンメニューの[手動設定]項目を指定すると現れる“アラームの設定”画面からアラームを設定すればよい。
そのほか、安定性やパフォーマンスも向上しているという。また同日、「Lightning」に“Google カレンダー”との同期機能を追加できる拡張機能「Provider for Google Calendar」もv0.6b1へバージョンアップしている。
「Lightning」は、Windows XP/Server 2003/Vista/7上などの「Thunderbird」v3.0以降に対応するフリーソフトで、現在Mozilla Calendar ProjectのWebサイトなどからダウンロードできる。
- 【著作権者】
- Mozilla Calendar Project
- 【対応OS】
- Windows XP/Server 2003/Vista/7
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.0 beta1(10/01/12)