NEWS(10/01/20 16:34)
ヒューリスティックエンジンを搭載した「avast! Free Antivirus」v5.0が公開
ゲームのプレイ中などに操作を邪魔しない“Silent/Gaming”モードも追加された
チェコのALWIL Software a.s.は19日(現地時間)、無償で使えるウイルス・スパイウェア対策ソフト“avast!”シリーズの最新版「avast! Free Antivirus」v5.0を公開した。最新版の主な変更点は、アプリケーションやスクリプトの振る舞いなどから類推してウイルスなどのマルウェアを検知するヒューリスティックエンジンを搭載したこと。
加えて、アプリケーションなどの不審な振る舞いを検知した場合は、動作をブロック可能。これによりパターンファイルでは検出できない未知のマルウェアからパソコンを保護できるようになった。
また、安全が確認されているファイルをスキップしたり、マルチコアCPU環境でマルチスレッド技術を利用することでマルウェアのスキャンが高速化した。さらに、ゲームのプレイ中などに操作を邪魔しないために、本ソフトのポップアップやメッセージを一切表示しない“Silent/Gaming”モードも搭載された。
そのほか、ユーザーインターフェイスが一新され、機能ごとにタブを切り替えて使うタイプに変更されている。なお本ソフトは英語版だが、設定画面の“Language”タブで日本語の追加言語ファイルをダウンロードし、“Language”プルダウンメニューを“日本語”に切り替えることで日本語化が可能。
本ソフトは、Windows 2000/XP/Vista/7およびWindows XP/Vista/7の64bit版に対応するフリーソフトで、非商用の個人利用に限り無償で利用できる。現在、同社のWebサイトからダウンロードでき、利用にはユーザー登録を行って無料のライセンスを取得する必要がある。また、ユーザー登録は12カ月ごとに更新が必要。
- 【著作権者】
- ALWIL Software a.s.
- 【対応OS】
- Windows 2000/XP/Vista/7/XP x64/Vista x64/7 x64
- 【ソフト種別】
- フリーソフト(非商用の個人利用のみ)
- 【バージョン】
- 5.0.377(10/01/19)