NEWS(10/03/02 16:42)
Webページの翻訳機能を搭載した「Google Chrome」の最新ベータ版v4.1.249.1021
プライバシーコントロール機能も強化、各機能のON/OFFや除外サイトの指定に対応
米Google Inc.は1日(現地時間)、同社製Webブラウザー「Google Chrome」の最新ベータ版となるv4.1.249.1021を公開した。Windows XP/Vistaに対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトからダウンロードできる。
今回の主な変更点は、“Google 翻訳”を利用したWebページの翻訳に対応したこと。外国語で記述されたWebページを閲覧すると、Webページ内へ翻訳ツールバーが自動で現れる。あとは[翻訳]ボタンを押すだけで、“Google 翻訳”のWebサイトを経由せずに、Webページ全体を普段利用している言語へ翻訳して表示できる仕組み。
Webページで用いられている言語は自動判別されるため、ほとんどの場合はユーザーはWebページが何語で記述されているかを意識する必要がない。また、言語ごとに自動で翻訳したり、翻訳機能を利用しないといった挙動を指定することもできる。
そのほか、プライバシーに関わる設定が強化され、オプション画面の[高度な設定]タブへまとめられた。これまで[個人設定]タブに設けられていた閲覧履歴データの削除機能は、[高度な設定]タブのプライバシー欄に移されたほか、よりきめ細かいプライバシー管理のために“コンテンツの設定”ダイアログが新設されている。
“コンテンツの設定”ダイアログは[高度な設定]タブの[コンテンツを設定]ボタンを押すと表示され、画像の読み込みやJavaScriptの実行、プラグインの使用、ポップアップの表示といった項目を個別にON/OFFすることが可能。さらに、それぞれの項目では除外サイトを登録しておくこともできる。
- 【著作権者】
- Google Inc.
- 【対応OS】
- Windows XP/Vista
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 4.1.249.1021 beta(10/03/01)