NEWS(10/03/18 13:40)
「Google Chrome」v4.1.249.1036が公開、Webページ翻訳機能などが正式版に搭載
“High”を5件含む全9件の脆弱性も修正
米Google Inc.は17日(現地時間、以下同)、同社製Webブラウザー「Google Chrome」の最新版となるv4.1.249.1036を公開した。本バージョンでは、今月1日に公開されたベータ版で新たに搭載されたWebページの翻訳機能と強化されたプライバシー管理機能が、正式版の機能として採用されている。
Webページの翻訳機能は、Webページで用いられている言語を自動判別して、既定の言語以外の言語が用いられている場合は翻訳ツールバーを表示する。翻訳ツールバーを利用すれば、“Google 翻訳”の翻訳サービスを利用してWebページを丸ごと自動翻訳して表示することが可能。
また、プライバシー機能は設定画面の[高度な設定]タブへまとめられ、JavaScriptの実行、プラグインの使用、ポップアップの表示といった項目を個別にON/OFF可能になっている。これらの機能の詳細については、下記リンクにあるベータ版の記事を参照してほしい。
そのほか、本バージョンでは9件の脆弱性も修正された。深刻度が4段階中上から2番目の“High”と判定された脆弱性も5件含まれており、できるだけすみやかに最新版へ更新するのが望ましい。
「Google Chrome」はWindows XP/Vista/7に対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトからダウンロードできる。なお、すでに本ソフトをインストールしている場合は、数日のうちに自動でアップデートされる仕組み。また、バージョン情報画面から[今すぐアップデート]ボタンを押すことで手動アップデートすることも可能。
- 【著作権者】
- Google Inc.
- 【対応OS】
- Windows XP/Vista/7
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 4.1.249.1036(10/03/17)