NEWS(10/03/23 14:42)
セキュリティの問題を解消してパフォーマンスも向上した「Opera」v10.51が公開
ベンチマーク“Peacekeeper”によるテストで、v10.50に比べて27%高速化
Opera Software ASAは22日、独自エンジンを搭載したWebブラウザー「Opera」の最新版v10.51を公開した。最新版の主な変更点は、悪質な細工が施されたHTTP通信のヘッダー情報を処理する際にヒープオーバーフローが発生し、最悪の場合任意のコードを実行できる可能性がある問題を修正したこと。
また、多数の不具合を修正したほか、JavaScriptエンジン“Carakan”の改良により、JavaScript実行のパフォーマンスも向上している。同社によるとFuturemark Corporationのベンチマークテスト“Peacekeeper”によるテストでは、前バージョンのv10.50に比べて27%高速化されているという。
本ソフトは、Windows 2000以降に対応するフリーソフトで、編集部にてWindows Vista/7で動作確認した。現在、同社のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。
- 【著作権者】
- Opera Software ASA
- 【対応OS】
- Windows 2000以降(編集部にてWindows Vista/7で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 10.51(10/03/22)