NEWS(10/03/26 17:46)
Sysinternals、高機能タスクマネージャー「Process Explorer」v12を公開
IE8の各タブ画面や“svchost.exe”のプロセス情報を表示するツールチップが改良
米Microsoft Corporationの一部門である“Sysinternals”は25日、高機能なタスクマネージャー「Process Explorer」v12.0を公開した。今回の主な変更点は、ツールチップ機能が改良され、各プロセスの情報をより詳細に表示できるようになったこと。
たとえば、“svchost.exe”のプロセスのツールチップでは、当該プロセスが管理するサービスを表示できる。また、IE8の各タブ画面のプロセスでは、表示中のWebページのタイトルをツールチップで表示可能になった。
さらに、各プロセスのプロパティ画面も強化された。“svchost.exe”のプロセスでは[threads]タブや[TCP/IP]タブで各スレッドへサービス名を表示できるようになったほか、.NET Frameworkを利用したアプリケーションでは、.NET Frameworkのアセンブリ情報を表示する[.NET assemblies]タブが追加されている。
「Process Explorer」は、各プロセスの実行ファイル名やプロセスID、CPU使用率などをツリー形式で表示できる高機能なタスクマネージャー。プロセスを種類によってわかりやすく色分け表示できるほか、動作中のプロセスの親子関係を階層表示できるのが特長。IA64版を含むWindows XP以降に対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトからダウンロードできる。
- 【著作権者】
- Mark Russinovich 氏
- 【対応OS】
- Windows XP 以降(IA64版を含む)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 12.0(10/03/25)