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仮想無線LANルーターソフト「Virtual Router」が安定版に、Windows 8をサポート
インターネット接続を無線LANで分配し、複数台で共有できるようにするソフト
(2013/2/12 15:39)
オープンソースで開発されている仮想無線LANルーターソフト「Virtual Router」の最新版v1.0.0が、10日に公開された。本ソフトはこれまでベータ版として公開されていたが、本バージョンは安定(Stable)版としてリリースされている。
「Virtual Router」は、Windows 7以降のOSに追加されている“Virtual WiFi”と“SoftAP”という2つの機能を利用して、1つの物理的な無線LANアダプター上に仮想アクセスポイントとルーター機能を同時に構築するソフト。
簡単に言えば、インターネット接続を無線LANで分配し、複数台で共有できるようにするソフトで、最近スマートフォンで身近になりつつある“テザリング”とほぼ同じ機能を実現するものだと思ってもらえればよい。
同種のソフトに比べて機能不足は否めないものの、その分シンプルで手軽に使えるのが本ソフトのメリット。SSID(無線LANアクセスポイントの識別子、ネットワーク名)と8文字のパスワードを指定し、共有する接続を選んで[Start Virtual Router]ボタンを押せば、その接続を無線LANで共有できるようになる。
本バージョンでは、Windows 7/Server 2008 R2に加え、新たにWindows 8がサポートされた。タッチによる操作も考慮されており、ボタンのサイズの見直しなどが行われている。
「Virtual Router」はWindows 7/2008 R2/8に対応する寄付歓迎のフリーソフトで、現在“CodePlex”のプロジェクトページからダウンロードできる。
ソフトウェア情報
- 「Virtual Router」
- 【著作権者】
- Chris Pietschmann 氏
- 【対応OS】
- Windows 7/2008 R2/8
- 【ソフト種別】
- フリーソフト(寄付歓迎)
- 【バージョン】
- 1.0(13/02/10)