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「Google Chrome」にブラウザー設定のリセット機能が追加
悪質なアプリケーションによって設定が勝手に書き換えられた場合などに活用しよう
(2013/11/6 16:49)
ブラウザーの設定をリセットする機能が、最新版の「Google Chrome」に追加された。米Googleで「Google Chrome」の開発を担当するLinus Upson氏が10月31日、同社の公式ブログ“Google Online Security Blog”で明らかにしている。
オンラインソフトをインストールする際に、「Google Chrome」のホームページや検索エンジンなどの設定を勝手に書き換えられてしまった経験はないだろうか。アンインストールで元の設定に書き戻してくれる良心的なソフトならまだよいが、そこまで親切なソフトはあまりないのが現実だ。
そのようなときに便利なのが、ブラウザーの設定を初期化できる機能だ。同様の機能は、「Internet Explorer」や「Firefox」といったブラウザーにも搭載されている。
「Google Chrome」でこのリセット機能を利用するには、まず設定画面を開き、画面最下部にある“詳細設定を表示”というリンクをクリックして、すべての設定項目を表示しよう。すると、その一番下に[ブラウザの設定をリセットする]というボタンが現れるので、それをクリックすればよい。ホームページや新しいタブ(chrome://newtab)、検索エンジンなどが初期状態にリセットされるほか、すべての拡張機能が無効となり、左端に固定表示されたタブも解除される。また、キャッシュなどのデータもすべて削除される。