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地形を3Dプリンター向け3Dモデルとして出力可能になった「WorldWide Telescope」v5.1
一部の都市で建物や樹木を3Dオブジェクトとして表示できるように
(2014/11/10 11:00)
米Microsoft Corporationは、宇宙や太陽系の天体を3D表示できるプラネタリウムソフト「WorldWide Telescope」の最新版v5.1.9.1を公開した。最新版の主な変更点は、現在表示している地球の地形などを3Dプリンター向けにSTL形式の3Dモデルとしてエクスポートする機能が追加されたこと。
3Dモデルのエクスポートは、[VIEW]ボタン下部から表示できるメニューの[Export Current View as STL File for 3D Printing...]項目を選ぶと表示できるダイアログから行える。ダイアログでは3Dモデル化する範囲や詳細な位置を数値で指定可能。
また、地球を表示した際に一部の都市で建物や樹木を3Dオブジェクトとして表示できるようになった。3Dオブジェクトは自動生成されており、正確な形状ではない場合もあるがおおよその雰囲気は把握できる。建物などの3Dオブジェクトを表示できる都市は米国のサンフランシスコやオーストラリアのキャンベラ、スペインのコルドバなどで、残念ながら日本の都市は対応していない模様。
そのほか、地形以外の3Dモデルを読み込んで宇宙空間や地表と同じ操作で眺めることが可能になった。本ソフトの公式サイトではネズミの網膜神経細胞を表示するツアーファイルをダウンロードすることが可能。
本ソフトは、64bit版を含むWindows 7/8に対応するフリーソフトで、現在本ソフトの公式サイトからダウンロードできる。なお、動作には.NET Framework 3.5もしくは4が必要。
ソフトウェア情報
- 「WorldWide Telescope」
- 【著作権者】
- Microsoft Corporation
- 【対応OS】
- 64bit版を含むWindows 7/8
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 5.1.9.1