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定番メディアプレイヤー「GOM Player」にWindows ストアアプリ版が登場

デスクトップ版の使い勝手をタブレットPCでも

「GOM Player」v1.1.0.1

 韓GRETECH Corp.は25日(日本時間)、メディアプレイヤー「GOM Player」のWindows ストアアプリ版を公開した。x86/x64/ARM環境のWindows 8.1に対応するフリーソフトで、“Windows ストア”からダウンロードできる。

 「GOM Player」は、Windows デスクトップ向けの定番メディアプレイヤー。外部コーデックを別途インストールすることなく、ソフト単体で多くのメディア形式をサポートすることで人気を博している。また、ほぼ初期状態の設定で問題なく利用できる手軽さと、スペックの低いパソコンでも比較的軽快に動作するのも本ソフトの特長と言えるだろう。

 今回公開されたWindows ストアアプリ版「GOM Player」は、AVI/MP4/WMV/MKV形式の動画再生に対応(音楽ファイルには未対応)。複数の音声トラックをもつ動画の再生や、SMI/SRT形式の外部字幕もサポートされている。さすがにデスクトップ版の本家「GOM Player」と比べると見劣りするものの、ストアアプリ版メディアプレイヤーとしてはサポートする動画形式が豊富なのがうれしい。

 また、再生画面の反転・回転、拡大・縮小、縦横比の調節といった機能もサポートしている。向きがおかしな動画やアスペクト比が正しくない動画も、「GOM Player」ならば快適に視聴できるだろう。

 そのほか、デスクトップ版「GOM Player」でお馴染みのキーボードショートカットにも対応。上下の矢印キーで音量の調整、左右の矢印キーでフレームの移動が可能になっている。もちろん、これらの操作はタッチ操作でも行えるようになっており、再生画面を上下になぞれば音量の調整、左右になぞればフレームの移動が可能。タブレットPCでの使い勝手もよい。

再生画面の反転・回転、拡大・縮小、縦横比の調節といった機能もサポート
再生画面。キーボードショートカットやタッチ操作で音量調節やフレーム移動が可能

 「GOM Player」で動画を再生するには、アプリバーの[ファイルを開く]ボタンから再生したい動画ファイルを選択すればよい。また、[フォルダー管理]ボタンであらかじめ動画の保存フォルダーを登録することも可能。フォルダーを開くと、メイン画面に保存されている動画ファイルが“タイル”スタイルで一覧表示され、タップするだけで再生が可能となる。

 さらに、再生した動画ファイルはメイン画面左側にある“再生履歴”欄に登録され、簡単に見返すことが可能。[…]ボタンを押せば、“再生履歴”欄から動画を削除することもできる。

ソフトウェア情報

「GOM Player」
【著作権者】
Gretech Corp.
【対応OS】
Windows 8.1(x86, x64, ARM)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.1.0.1(14/11/25)

(樽井 秀人)