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リモートデスクトップ接続ソフト「Brynhildr」の“Qt”版「Qt Brynhildr」が正式公開

クライアントモードのみながらLinuxなどの非Windows環境でも動作

「Qt Brynhildr」v1.0.1

 リモートデスクトップ接続ソフト「Brynhildr」の“Qt”版「Qt Brynhildr」v1.0.0が、4日に正式公開された。現在、8日に公開された最新版v1.0.1が“GitHub”のプロジェクトページから無償でダウンロード可能。ソースコードも“GNU GPL v2.0”ライセンスで公開されている。

 「Qt Brynhildr」は、有志によって開発された「Brynhildr」互換ソフト。昨年1月に公開された「Brynhildr」の通信プロトコル仕様に基づき、クロスプラットフォーム対応アプリケーションフレームワーク“Qt 5”を利用して開発されているのが最大の特長で、Linuxなどの非Windows環境でも動作する。作者によると、Ubuntu 14.04 LTSでの動作を確認しているという。

 現在のところ、実装されているのはクライアント機能のみで、利用するには接続先のPCへ「Brynhildr」をインストールし、サーバーモードで動作させておく必要がある。また、公開されている仕様の制限で、パブリックモードではファイルの送受信やクリップボードの共有は行えないとのことなので注意したい。

ソフトウェア情報

「Qt Brynhildr」
【著作権者】
ふんふん 氏
【対応OS】
64bit版を含むWindows 7/8/8.1およびUbuntu 14.04 LTS
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.0.1(15/06/08)

(樽井 秀人)